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書きかけのブログ

詰将棋について書くことがあれば書きます

2015年下半期賞予想 高等学校

高校は2.79が期末で2題。

2015年11月 高21 谷口均氏作

48銀、同玉、59角、58玉、68飛、47玉、49飛、同銀不成、
39桂、57玉、46銀、同玉、48飛、37玉、18飛、
まで15手詰

とどめ駒の59角をはじめに打つあたり丁寧な逆算。

2015年11月 高25 有吉弘敏氏作

45角成、66玉、76金、57玉、56馬、同玉、58香、同金、
55飛、同玉、57香、同金、56香、同玉、34馬、同飛、
66金打、
まで17手詰

気付きづらい初手から収束のたたみ込みまで。評価が高いのもうなずける。

しかし半期賞は次の作品と予想。

2015年8月 高7 片山知氏作

23銀、同飛、13歩、同飛、32飛、22銀、同飛成、同玉、
32と、同角、31銀、23玉、33馬、同玉、34金、
まで15手詰

つけいる隙のない完成度の高さ。初手に捨てた銀が、あとで合駒で戻ってくる構成。本当に初入選?

これ以外に良かった作品も挙げておこう。

2015年10月 高18 青木裕一氏作

46金、26玉、53角成、44歩、35角、16玉、28桂、同と、
17歩、25玉、52馬、34歩、14銀不成、同玉、41馬、同飛、
24金、
まで17手詰

作者の言葉には「打診?何ですかそれ?」とあるが、44歩中合は成駒に打診中合したと錯覚してしまう一手だ。 (実際には馬を近付けて52馬の合駒稼ぎを防ぐ手かな?)

2015年10月 高19 斎藤光寿氏作

47角、96玉、97歩、同玉、25角、96玉、97歩、95玉、
69角、94玉、95飛、同玉、96歩、94玉、95歩、同玉、
97飛、
まで17手詰

打歩詰回避のために飛車の横利きを止めるのを2回繰り返す。しかも角で。ダイナミックに。 収束を69角からにしたのも非常に上手いが、この形で47桂合を見落としたのは不思議だ。 43歩は61角成の防ぎであるとともに、47歩合の防ぎでもあるので、作者も47中合は読んでいたはず。

ところで手元のデパートの投稿用紙ではサイトウのサイは「齋」になっているが、本誌では簡略化されてしまうのだろうか。