書きかけのブログ

詰将棋について書くことがあれば書きます

詰将棋は電気羊がどうたらこうたら

1月号でeurekaの作品を5題並べたデパート担当としてあらかじめ宣言しておくと、あれはただの悪ふざけで特に深い意味は無い。

詰将棋パラダイスはそういった悪ふざけに寛容な雑誌であると思っているし、実際に原稿を送ったときも編集部から難色を示されていない。もちろん締め切りギリギリに原稿を送ったことが原因かもしれないが。

自動創作である。

大量の図面を片っ端から柿木将棋に解かせることを、はたして自動創作と呼んでいいのかは分からない。けれどこの騒動を見ているうちに、自分はトヨタの自動運転についてのニュースを思い出していた。

Prattによると、SAEの“Level 5”に相当する完全な自動運転は、“実現が近いとは到底言えない”。

詰将棋の完全な自動創作も、実現が近いとは到底思えない。

ただ、実現が遠くても、それを脅威に感じることは理解できる。自動運転の場合はタクシーやトラックの運転手が反対したりするわけだけど、それはそれで意味があって、もしかしたらお上が規制して自分たちを守ってくれるかもしれないからだ。

でも詰将棋にはそれがない。だから自動創作反対を訴えたって仕方のないことだと思う。