83歩成で後手投了。同金と取れば74歩が打てるようになる打歩詰打開の手筋。
実戦は21金、12玉、24桂、同歩、23銀、同金、42龍で詰ませたが、ここで12金と放り込むのが一番速い詰みだった。Twitterで見た指摘。
85金は41角の利きを自ら遮る打歩詰誘致。実戦は87銀と縛らず、96歩、同玉、87銀打、85玉(これも打歩詰局面)、76銀生と進めて後手が勝った。
81にいた飛車を85にただ捨てして先手投了。
ここで77金と縛れば先手勝ちが感想戦の結論。棋譜コメントにある17桂合は、まさに詰将棋みたいな手だが、詰将棋業界的には中合ではなく捨合か。
打歩詰。19角成と香を取って詰めろがかかったが98香、96香、97香、同香成と持駒変換してから56飛と回って先手が勝った。
たしかに詰んでいる。
38桂、同歩成で打歩詰を打開して、27歩、37玉、15馬、47玉、25馬で後手投了。以下は詰む。
77桂生、59玉、69桂成の二段跳ねで先手が投了した。もし同玉なら57桂の打ち換えである。
実戦は58銀生、同飛の2手を入れてから76角、96玉、85金以下詰ませたが、58銀生は入れなくても詰む。
二歩禁回避の香先香歩。しかしこの後は先手負け。