【問】大駒を2枚捨てる5手詰を作るとしたら、どういう作品にしますか。
柳原 飛の限定打×2。自作で言えばこれとかです。(1985年3月詰パラ)

久保 だいぶ縛りがきついですね。2枚大駒捨てるならでかい動きにするのかな。(受方11玉、19飛、31歩、攻方23銀、88飛、97角を置いて3分考慮)31歩がなくても飛成は香合で逃れてるのかな。完成!

31歩があるのとないのでは大違いで、これは運がよかったですね。気になる配置は最後に精査するのが大事です。
藤原 捨てるっていうのは相手に取られないとだめですか?相手に取られると面白くなりにくいんですよ。初手の意味付けが深いならいいんですけど、ただ捨てて取って捨てて取ってだと深みに乏しくなっちゃう気がします。攻方の妙手は捨て駒だけど、受方の妙手はそれを取ることではないので。

手順の雰囲気でいうと57金合だと47龍、同金のあと駒余りになるので、57馬、47龍、同馬で逆王手して38に何かを打って詰み。2手目は遠くから馬が来るより、近くにいて取れる飛を取らない方がいいですね。
馬屋原 激辛5手詰で見た作品が浮かんじゃうな。それを避けたら、じゃあこれで。これも前例あるだろうけど。

私は課題があると、その条件を満たす中で簡単に作れるものを作るんですよ。だからもっと難しい課題の方が得意です。表現を求められるのはちょっと。自分で作った課題だと、直接王手の歩不成を含む単玉の5手詰を最小駒数で作るというのがあります。私は11枚で作ったんですけど、弘中さんが8枚で作ってて弘中さんやばいなと思いました。
2024年2月キッズルーム 弘中祐希作
— ウマノコ@kisy門下 (@umanoko1525) 2024年10月27日
ウマノコチャレンジ(引用元参照)へのアンサーとのこと。わずか8枚とは驚き!!こんなところからも作者の実力を伺い知ることができる。 https://t.co/IpjVP0u6bh pic.twitter.com/CsAXvExjFu
他の人が「理論的に無理だろう」と言ったテーマを作るのも好きです。
井上 何も思い浮かばないですね。頑張れば作れるかもしれないけど、作風的に厳しい気がします。5手詰ってのがなあ……(5分雑談)いま思い浮かんだ構図はこれです。

作意は53角成、同玉、52角成、X、54龍まで。紛れで43角成、同玉、53角成はどう逃れるのか。53角成、65玉の変化で34角を43に捨てるのか56に捨てるのか。その違いで面白いことができないかな。