10年前に片山作が看寿賞を取ったとき、新規性や難解さを追い求めていない好形好手順の短編でも完成度の高さで看寿賞を取れるのかと、いい意味で驚いた。
たしかに、好形好手順には時を超える永遠の輝きがあるようにも思う。その系譜に自分の作品が加われるなら嬉しいことだ。
過去の看寿賞短編賞受賞作の中から使用駒10枚以下の作品を集めてみた。駒の数え方には盤上だけを数える馬屋原方式ではなく、盤上と攻方の持駒の合計を数える井上式を採用している。
昭和38年度看寿賞 柏川悦夫

昭和55年度看寿賞 橋本樹

昭和57年度看寿賞(奨励賞) 有吉弘敏

昭和58年度看寿賞 浦野真彦

平成元年度看寿賞 行き詰まり 「新たなる殺意」

平成3年度看寿賞(奨励賞) 水上仁

平成21年度看寿賞 谷口均

平成26年度看寿賞 真島隆志

平成27年度看寿賞 片山知

令和6年度看寿賞 大崎壮太郎
